■一般社団法人 日本探偵業連合会 倫理綱領
会員は、社会のニーズに応え、確かな調査技術に関する知識と経験を駆使し、社会の健全な発展に寄与する探偵業者としての使命と職責を自覚し、信義に基づき誠実に職務の遂行に努め、職業上の地位及び社会的評価の向上を図らなければならない。
そのため次の事項を遵守するものとする。
1.会員の自覚
会員は、常に探偵業者としての品位の保持に努めるとともに、会員相互の名誉を重んじなければならない。
2.信頼と信義
会員は、常に信頼され、誠実さをもって依頼者に対する勤めを果たさなければならない。
3.法令順守
会員は、探偵業法並びに社会の公序良俗に反することなく、その秩序を重んじなければならない。
4.人権尊重
会員は、差別的なプライバシーの侵害にあたる調査を行わない旨を表明する。
5.秘密の保持
会員は、依頼者の利益を擁護する立場を堅持するため、業務上知り得た秘密を他に漏洩してはならない。
6.自己研鑽
会員は、幅広い知識の吸収と技術の向上に努め、依頼者の良きパートナーとして業務にあたらなければならない。
7.融和協調
会員は、志を同じとしたひとつの団体であり、探偵道を極める為に足並みを揃えて進むべし。
8.存在意識
会員は、探偵の本分である「依頼者の苦悩解決を手助けする」という事を忘れるべからず。
9.指導原理
会員は、探偵業務を主として行っている同士の指導的立場になるよう常に身を正すべし。
10.定例会
会員は、奇数月の第三金曜日に開催される定例会には必ず出席し、本会発展の為に各々が情報交換を行い、各社の繁栄を遂げるため公正かつ自由な競争の維持に努めなければならない。
− 以上 −